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【子ども向け資格】ジュニア・プログラミング検定の紹介

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ロボットやAIが増えてきている中で、プログラミング学習の重要性が高くなってきています。

プログラミング学習は、おもしろい反面、挫折しやすいのも事実です。

子ども向けのプログラミングの資格に、「ジュニア・プログラミング検定」があります。
ジュニア・プログラミング検定は、Scratchを使用したプログラミングスキルを測定する資格試験です。

ジュニア・プログラミング検定の取得を一つの目標にすることで、モチベーション高くプログラミング学習を行うことができます。

本記事では、ジュニア・プログラミング検定の詳細について紹介します。


ジュニア・プログラミング検定

ジュニア・プログラミング検定とは

ジュニア・プログラミング検定とは、Scratchを使用したプログラミングスキルを測定し、その能力を証明・認定する子ども向けの資格試験です。

ジュニア・プログラミング検定は、サーティファイ 情報処理能力認定委員会が主催する資格試験で、2016年から認定が開始した資格です。

ジュニア・プログラミング検定の特徴

ジュニア・プログラミング検定の特徴は、次の4つです。

ジュニア・プログラミング検定の特徴
  • 作品を完成させる実践的な試験内容
  • 4つのレベルから選択できる
  • プログラムを理解・修正するスキルが必要
  • 自由な発想を説明する「アレンジ問題」が出題

作品を完成させる実践的な試験内容

ジュニア・プログラミング検定では、実際にScratchを使用してゲームなど1つの作品を完成させる実践的な試験内容です。
受験者は問題文や完成例ムービーを参照しながら、制限時間内にプログラムをつくりあげます。

4つのレベルから選択できる

ジュニア・プログラミング検定は、Entry(4級)、Bronze(3級)、Silver(2級)、Gold(1級)の4つのレベルから選択が可能です。
レベルによって、出題される問題や難易度が異なります。

プログラムを理解・修正するスキルが必要

Silver(2級)やGold(1級)ではあらかじめつくられたプログラムを修正する仕様変更も出題されます。
他の人がつくったプログラムも理解し、修正するスキルも問われます。

自由な発想を説明する「アレンジ問題」が出題

指示通りに作品をつくる問題だけでなく、自由に独自の発想を加え、そのアイディアを説明する「アレンジ問題」が出題されます。
問題の指示に従ってプログラムを作成するだけでなく、自由な発想やそれを相手に説明するスキルが必要となります。

ジュニア・プログラミング検定の合格基準

ジュニア・プログラミング検定の合格基準は、「得点率60%以上」です。

ジュニア・プログラミング検定の累計受験者数

ジュニア・プログラミング検定の累計受験者数は、「26,674名」です。(2023年3月31日時点)

ジュニア・プログラミング検定のメリット


ジュニア・プログラミング検定の資格を取るメリットは、次の3つです。

ジュニア・プログラミング検定のメリット
  • 自信につながる
  • プログラミング学習のモチベーションが高くなる
  • 入試の優遇を行っている中学校がある

メリット1: 自信につながる

検定を受けて資格を取得することで、プログラミングに対しての自信を得ることができます。

メリット2: プログラミング学習のモチベーションが高くなる

資格取得を一つの目標とすることで、プログラミング学習のモチベーションを上げることができます。
目標があることで、途中で挫折しづらくなります。

試験に合格すると、認定証や合格バッジももらえます。

メリット3: 入試の優遇を行っている中学校がある

ジュニア・プログラミング検定の資格を持っていることで、入試の際に加点などの優遇措置を受けられる場合があります。
入試優遇をおこなっている学校の一覧は、ジュニア・プログラミング検定の公式サイトから確認できます。

ジュニア・プログラミング検定 公式サイト | 入試優遇校一覧


ジュニア・プログラミング検定の種類

ジュニア・プログラミング検定は4種類

ジュニア・プログラミング検定は4つのレベルに分けれています。

ジュニア・プログラミング検定のレベル
  • Entry(4級)
  • Bronze(3級)
  • Silver(2級)
  • Gold(1級)


レベルによって、試験内容や難易度が異なります。
Entry(4級)が最もカンタンで、Gold(1級)が最も難しくなっています。

カンタンなものから順番に受験する必要はなく、十分な知識がある場合は、いきなりGold(1級)に挑戦することも可能です。

試験内容

レベルごとの試験内容は、次のような内容です。

レベル制作するプログラミング例認定基準
Entry(4級)ねこと馬の追いかけっこ入門レベルの特定の条件や筋道を用いた論理的思考ができる。
また、条件分岐や繰り返しなどのスクリプトを使って、
一つまたは二つのスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。
Bronze(3級)レースゲーム単純な条件や筋道を用いた論理的思考ができる。
また、条件分岐や繰り返しなどのスクリプトを使って、
少数のスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。
Silver(2級)足し算クイズ基本的な条件や筋道を用いた論理的思考ができる。
また、複数の条件分岐や入れ子構造のスクリプトなどを使って、
少数のスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。
Gold(1級)シューティングゲーム複数の条件や筋道を組み合わせた論理的思考ができる。
また、複数の条件分岐や演算、入れ子構造のスクリプトなどを使って、
様々なスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。

試験時間と受験料

レベルごとの試験時間と受験料は、次のとおりです。

レベル試験時間受験料
Entry(4級)30分2,600円(税込)
Bronze(3級)40分2,800円(税込)
Silver(2級)40分3,000円(税込)
Gold(1級)50分3,200円(税込)

ジュニア・プログラミング検定の学習方法


ジュニア・プログラミング検定の学習方法には、大きく次の2つの方法があります。

ジュニア・プログラミング検定の学習方法
  • 公式テキストを使って学習する
  • 専用教材を使って学習する
  • プログラミング教室に通う


学習方法1: 公式テキストを使って学習する

1つ目の方法は、公式テキストを使って学習する方法です。

ジュニア・プログラミング検定を主催しているサーティファイ公認の公式テキストを使って学習を進めることができます。

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学習方法2: 専用教材を使って学習する

2つ目の方法は、専用教材を使って学習する方法です。

ジュニア・プログラミング検定を主催しているサーティファイが提供している有料の専用教材(プロチャレ)を使って、学習を進めることができます。

ジュニア・プログラミング検定の学習に特化しているため、スムーズに学習できるのが特徴です。

プロチャレについては、下記のサイトで詳細を確認できます。

プロチャレの詳細を確認する

学習方法3: プログラミング教室に通う

3つ目の方法は、プログラミング教室に通う方法です。

プログラミング教室の中には、ジュニア・プログラミング検定向けの内容を教えてくれる教室もあります。
ジュニア・プログラミング検定向けの内容を教えてくれる教室は、ジュニア・プログラミング検定の公式サイトから探すことができます。

ジュニア・プログラミング検定 公式サイト | 教室検索

どの学習方法がオススメ?

Scratchを使ってプログラミングをしたことがあったり、ある程度Scratchの知識がある場合には、公式テキストでの学習も可能です。
ただし、Scratchを使ったことがない場合には、プログラミングの基礎知識から教えてくれるプログラミング教室がオススメです。

ジュニア・プログラミング検定の受験方法


ジュニア・プログラミング検定を受験する方法として、次の2つの方法があります。

ジュニア・プログラミング検定の受験方法
  • 試験会場での受験
  • 自宅での受験(公式試験)


ジュニア・プログラミング検定の試験申し込みについては、公式サイトで詳細を確認できます。

ジュニア・プログラミング検定 公式サイト | 個人の方・申込の流れ

プログラミング教室に通っている場合は、ジュニア・プログラミング検定の申込について、プログラミング教室に詳細を確認するのがオススメです。


まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上、「【子ども向け資格】ジュニア・プログラミング検定の紹介」でした。

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