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【現役エンジニアが紹介】子どもがプログラミングを学習するメリットとデメリット

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小学校や中学校でプログラミングの授業が実施されたり、子どもがプログラミングを学習する機会が多くなってきました。

小さい頃からプログラミングを学習することは、とてもよいことだと思いますが、実際にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

私はシステムエンジニアとして10年近くプログラミングを行なっています。

本記事では、システムエンジニアとしての経験も交えつつ、子どもがプログラミングを学習するメリットとデメリットについて紹介します。


プログラミング学習


プログラミング学習のメリット・デメリットを紹介する前に、そもそもプログラミング学習とは何かについて説明したいと思います。

プログラムとは

プログラムは、コンピューターやロボットを動かすための指示をまとめたものです。

私たちの身のまわりには、コンピューターやロボットがあふれています。

普段何気なくつかっている冷蔵庫や洗濯機にもコンピューターが入っていて、プログラムで動いています。

プログラミングとは

プログラミングは、プログラムを作る作業のことです。

プログラミングを行なってプログラムを作ることで、コンピューターやロボットを思い通りに動かすことができます。

プログラミング学習とは

プログラミング学習とは、プログラミングを行うための知識を学ぶことです。

世の中の多くのプログラムは、プログラマーやシステムエンジニアと呼ばれる人たちが作ったものです。

プログラミング学習を行うことで、自分でもプログラムが作れるようになります。


子どもがプログラミングを学習するメリット


子どもがプログラミングを学習するのには、いくつかのメリットがあります。

子どもがプログラミングを学習するメリット
  • アイデアを形にできる
  • ものを作るたのしさを体験できる、創造力が身に付く
  • 成功体験が得られる
  • ITの基礎知識が身に付く
  • 将来の仕事の選択肢が広がる
  • 論理的思考が向上する
  • 問題を解決する能力が向上する
  • 小さくはじめられる
  • 家でも学習できる
  • 親子でコミュニケーションできる


10個のメリットについて、詳細を説明していきたいと思います。

1.アイデアを形にできる

まず1つ目のメリットは、「アイデアを形にできる」ことです。

子どもが何かを作りたいと思った際に、物や場所の制約があって難しい場合があります。

たとえば、こんな家を作りたい、あんなロボットを作りたいとなった場合、材料や置き場所の制約で実際には作るのは難しいことがあります。

プログラミングの場合は、パソコンとインターネット環境さえあれば、さまざまなプログラムを作ることができます。
物や場所の制約なく、自分で考えたアイデアを自由に形にすることができます。

2.ものを作るたのしさを体験できる

2つ目のメリットは、「ものを作るたのしさを体験できる」ことです。

プログラミングでは、自分が作ったプログラムを動かすことができます。

たとえば、ゲームを作った場合、実際にプレイして遊ぶことができます。

自分で考えたプログラムを作って動かすことで、ものを作るたのしさを体験することができます。

3.成功体験が得られる

3つ目のメリットは、「成功体験が得られる」ことです。

プログラミングでは、作ったプログラムが思うように動かないことがあります。

プログラムがうまく動かない場合は、「どうやったらうまく動くようになるのか」、「どこが間違っているのか」などを考えて試行錯誤します。

試行錯誤してうまく動くようになったときには、達成感とともに成功体験を得ることができます。

仕事でプログラミングをする際も、うまく動かなかったものがうまく動くようになったときは達成感を感じます。

プログラミングで成功体験を積み重ねることで、難しいプログラミングやプログラミング以外のことにもチャレンジしやすくなります。

4.ITの基礎知識が身に付く

4つ目のメリットは、「ITの基礎知識が身に付く」ことです。

最近は、仕事でパソコンを使う機会が多くなってきました。
どのような仕事でも、パソコンを使わない仕事の方が珍しいです。

大人になってからでもITの知識を身につけることはできますが、子どもの頃からITの知識を身につけることで、大人になってから困ることが少なくなります。

プログラミングでは、パソコンやスマートフォンなどを使います。

プログラミングを行う中で、パソコンのキーボード操作やマウス操作などのITの基礎知識を自然と身につけることができます。

5.将来の仕事の選択肢が広がる

5つ目のメリットは、「将来の仕事の選択肢が広がる」ことです。

世の中にはたくさんの仕事がありますが、プログラマー、システムエンジニア、ゲームクリエイターなどの職業では、プログラミングの知識が必要になります。

プログラミングを学習することで、これらの職業を選択しやすくなります。

プログラミングを使う仕事は、在宅ワークもしやすいため、より自由な働き方がしやすいです。
ぼく自身、システムエンジニアとして在宅ワークで仕事をしています。

プログラミングを学習することで、プログラミングを学習していない場合に比べて、選べる仕事の種類が多くなります。

6.論理的思考が向上する

6つ目のメリットは、「論理的思考が向上する」ことです。

プログラミングでは、物事を順序立てて考えることが必要です。

プログラミングを学習することで、物事を順序立てて考える論理的な思考を養うことができます。

7.問題を解決する能力が向上する

7つ目のメリットは、「問題を解決する能力が向上する」ことです。

プログラミングでは、作ったプログラムがうまく動かないことがあります。

プログラムがうまく動かない場合は、「どうやったらうまく動くようになるのか」、「どこが間違っているのか」などを考えて、問題点や解決方法を見つけます。

プログラミングを学習することで、問題点を見つけるスピードがあがったり、見つけた問題点を解決する能力を養うことができます。

8.小さくはじめられる

8つ目のメリットは、「小さくはじめられる」ことです。

プログラミング学習に、最低限必要なのはパソコンとインターネット環境です。

すでにパソコンやインターネット環境がある場合には、機材等を購入ことなくプログラミング学習をはじめることができます。

9.家でも学習できる

9つ目のメリットは、「家でも学習できる」ことです。

プログラミングは、家でも学習することができます。

パソコンやインターネット環境があれば、場所の制約なく学習できるのはプログラミング学習のメリットの1つです。

10.親子のコミュニケーションできる

10個目のメリットは、「親子のコミュニケーションできる」ことです。

プログラミングは、家でも学習することができるので、親子でのコミュニケーションがとりやすいです。

もし、親も一緒にプログラミング学習をする場合は、分からないところやうまくいったことなどを共有することもできます。

親子のコミュニケーションツールの1つとして、活用することができます。

子どもがプログラミングを学習するデメリット


子どもがプログラミングを学習するのには、大きく3つのメリットがあります。

子どもがプログラミングを学習するデメリット
  • 挫折しやすい
  • 学習する内容が多い
  • 向き・不向きがある

1.挫折しやすい

1つ目のデメリットは、「挫折しやすい」ことです。

プログラミング学習をはじめたけれど、挫折して途中でやめてしまう人は少なくありません。

特にプログラミング学習をはじめたばかりの頃は、分からないことも多く、プログラミング学習が嫌になってしまうこともあります。

プログラミング学習する際は最初はかんたんなものから取り組むことや、質問ができる環境で学習することがおすすめです。

プログラミングの学習の仕方が分からない、周りに質問できる人がいないという場合には、プログラミングスクロールに通うという方法もあります。

2.学習する内容が多い

2つ目のデメリットは、「学習する内容が多い」ことです。

プログラミングは、学習する内容がとてもたくさんあります。

1つ覚えたらまた次に覚える必要があることが出てくるといったように、プログラミングの学習を進めていくと次から次へ学習が必要な内容が出てきます。

いきなりすべてを学習しようとすると大変なので、「かんたんな内容から学習していく」、「全て学習しようとするのではなく必要なことに絞って学習する」ことがおすすめです。

3.向き・不向きがある

3つ目のデメリットは、「向き・不向きがある」ことです。

どんなものにも向き・不向きはありますが、プログラミングは特に向き・不向きがはっきりしています。

プログラミングが不向きの場合は、プログラミングを学習しても途中で嫌になってしまうことが多いです。

ただし、中には、プログラミング学習をはじめる前に自分には向いていなさそうとやめてしまう人もいます。

プログラミング学習をはじめる前に、「プログラミングはなんだか難しそう」などの理由でやめてしまうのはもったいないです。

プログラミング教室では、無料の体験授業を実施しているところが多いです。
実際の授業を体験してみることで、自分に向いてそうかどうかを確認することができます。

まとめ

本記事では、システムエンジニアとしての経験も交えつつ、子どもがプログラミングを学習するメリットとデメリットについて紹介します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上、「【現役エンジニアが紹介】子どもがプログラミングを学習するメリットとデメリット」でした。

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