2025年から大学入学共通テストに、「情報I」が加わりました。
現役のシステムエンジニアが情報Iの問題を解いたら何点取れるのか、また問題を解いてみた感想について紹介します。
大学入学共通テストとは
大学入学共通テストは、日本の大学入試において、全国で統一的に実施される試験です。
2021年度から、それまで実施されていた「大学入試センター試験」に代わり導入されています。
情報Ⅰ
情報Iは、2025年1月(2024年度)の大学入学共通テストから追加された科目です。
試験時間は60分で、満点100点です。
情報Ⅰの問題と回答
共通テスト2025の情報Ⅰの問題と回答は、独立行政法人大学入試センターのホームページで確認できます。
独立行政法人大学入試センター:令和7年度試験の問題作成の方向性、試作問題等
情報Ⅰを全く勉強していない現役のシステムエンジニアがどれくらいの点数を取れるのかを確かめるために、大学入学共通テスト「情報Ⅰ」の問題を解いてみました。
結果は、74点でした
大学入学共通テスト「情報Ⅰ」の問題を解いてみた結果は、「74点」でした。
問1 | 17点 / 20点 |
問2 | 27点 / 30点 |
問3 | 23点 / 25点 |
問4 | 7点 / 25点 |
74点 / 100点 |
情報全国平均は「73.1点」(22日時点の中間集計)なので、ギリギリ平均点は超えました。
感想
- 難易度はそこまで高くない
- プログラミングよりも、情報の基礎知識の問題
- 全体的に文章が多め
- 問4(統計問題)は難しかった
難易度はそこまで高くない
2025年の大学入学共通テスト「情報Ⅰ」は、そこまで難易度は高くないと感じました。
ある程度、情報系の知識があれば、問1、問2、問3は、高得点が取れる内容でした。
プログラミングよりも、情報の基礎知識の問題
プログラミングというよりかは、情報の基礎知識を問う問題が多かったです。
書かれている日本語を正確に理解する能力や数学の知識が重要となる試験だと感じました。
全体的に文章が多め
全体的に文章が多めなので、しっかり読み込んでいると時間が足りなくなります。
実際に問題を解いた際は、問3まで解いた時点で残り10分で、問4を解く時間があまりありませんでした。
問4(統計問題)は難しかった
問4は、統計の問題でしたが、難しい内容でした。
文章自体も多かったですが、事前にしっかりと勉強していないと答えられない内容だと感じました。
問1 (配点20点)
問1は、情報の基本知識や数学に近い問題が多かったです。
- デジタル署名、IPアドレスについての問題
- 7セグメントLEDについての問題
- チェックディジットについての問題
- ユーザインタフェースについての問題
デジタル署名、IPアドレスについての問題
ある程度、情報の知識があれば、解答できる内容でした。
7セグメントLEDについての問題
情報というよりかは、数学に近い問題でした。
チェックディジットについての問題
こちらも、情報というよりかは数学に近い問題でした。
「ク」の「生成方法Bでは検出できるケース」についての設問は、難しいと感じました。
ユーザインタフェースについての問題
情報というよりかは、日本語の文章読解力が試される問題でした。
問2 (配点30点)
問2は、情報システムの概念やシミュレーションなど、少しプログラミングの知識も必要とする問題でした。
- レシートとポイントカード情報の連携についての問題
- 千円札の枚数をシミュレーションする問題
レシートとポイントカード情報の連携についての問題
情報システムの概念や情報連携について考える問題でした。
情報の知識がなくても、日本語の文章とイメージ力があれば解ける問題だと感じました。
(「カ」の回答は、「6」だと思ったのですが、「5」でした。日本語を読み解くのは難しいと感じました。)
千円札の枚数をシミュレーションする問題
お釣りの千円札の枚数をシミュレーションする問題でした。
乱数や条件分岐など、プログラミングに近い感じの問題でしたが、プログラミングの知識がなくても解けそうな問題でした。
問3 (配点25点)
問3は、ブログラムの不足分を答えるという問題で、今回の情報Ⅰの中で最もプログラミングに近い問題でした。
- 工数、担当者割り当てプログラムを作成する問題
工数、担当者割り当てプログラムを作成する問題
配列や変数などを使った擬似プログラムを完成させる問題で、ある程度プログラミングの知識がないと難しいかもしれないと思いました。
問4
問4は、統計やデータ分析についての問題でした。
- 旅行者数の統計についての問題
旅行者数の統計についての問題
グラフや散布図から分析を行うという問題で、専門用語もたくさん出てくるため、事前に学習していないと難しい問題でした。
2025年の情報Iでは、最も難しい大問でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、「【共通テスト2025】現役システムエンジニアが情報Iを解いてみた」でした。