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プログラミング教室は意味ない?現役エンジニアが5つの理由を検証

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「プログラミング教室は意味ない」

みなさんもネットやSNSで、こんな言葉を目にしたことがありませんか。

お子さんの将来を考えて「プログラミング教室に通わせようかな」と思ったのに、こういった声を見ると不安になりますよね。ぼくはエンジニア歴12年、現在フリーランスとして働きながら子育てをしています。実はぼく自身も小さい頃にプログラミングで挫折した経験があります。

だからこそ言えるのですが、「プログラミング教室は意味ない」は、半分当たっていて半分間違っています。正しくは「お子さんに合わないやり方で通わせたら意味がない」んです。

この記事では、エンジニア×父親の視点から、「意味ない」と言われる本当の理由と、後悔しない教室の選び方をお伝えします。

「プログラミング教室は意味ない」と言われる5つの理由

まず、なぜ「意味ない」と言われているのかを整理しましょう。否定している方の声をよく見ると、大きく5つの理由に分かれます。

「意味ない」と言われる5つの理由
  • 独学でも学べるから
  • 月謝が高いから
  • 遊んでいるだけに見えるから
  • 子どもが飽きてやめてしまうから
  • 学校の授業で十分だと思うから

順番に見ていきましょう。

1.独学でも学べるから

1つ目の理由は、「独学でも学べるから」です。

たしかに、今はScratchの公式サイトやYouTubeの解説動画など、無料で学べるツールがたくさんあります。「わざわざお金を払わなくても、家でできるじゃん」と思う気持ちはわかります。

ただ、ここには落とし穴があります。独学で一番むずかしいのは「つまずいた時に、誰にも聞けない」ことです。お子さんが「あれ、動かない…」と手が止まった瞬間、導いてくれる人がいるかどうかで、学習の続きやすさはまったく変わります。

2.月謝が高いから

2つ目の理由は、「月謝が高いから」です。

プログラミング教室の月謝は、おおむね月1万〜1.5万円が相場です。ピアノや水泳が月5,000〜8,000円程度であることを考えると、正直「高い」と感じるのは当然です。ただし、オンライン型の教室なら月額3,980円〜と、他の習い事と変わらない価格帯のものもあります。記事の後半でコスパの良い教室も紹介しますので、もう少しお付き合いください。

3.遊んでいるだけに見えるから

3つ目の理由は、「遊んでいるだけに見えるから」です。

Scratchなどのビジュアルプログラミングは、カラフルなブロックを組み合わせてキャラクターを動かします。ぼくもエンジニアとして最初にScratchの画面を見た時、「これで学べるのかな」と正直思いました。でも、中身をよく見ると、実はかなり高度な思考トレーニングが隠されています。次のセクションで詳しく解説します。

4.子どもが飽きてやめてしまうから

4つ目の理由は、「子どもが飽きてやめてしまうから」です。

「半年通わせたけど、途中で行きたがらなくなった」という声は少なくありません。ただ、大事なのはやめた原因が「プログラミングがつまらなかった」のか「その教室が合わなかった」のかを分けて考えることです。別の教室なら続けられるケースも多いんです。

5.学校の授業で十分だと思うから

5つ目の理由は、「学校の授業で十分だと思うから」です。

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されました。ただ実態としては、学校のプログラミング教育は年間で数時間程度にとどまるケースが多いんです。しかも、専任の講師がいない学校では担任の先生が手探りで教えていることも珍しくありません。「プログラミング的思考」を定着させるには、学校の授業だけでは正直むずかしいというのが現場を知るエンジニアとしてのぼくの本音です。

エンジニア歴12年のぼくが考える「プログラミング教育の本当の目的」

「意味ない」と言われる理由の多くはプログラミング教育の「目的」を誤解していることが原因だとぼくは考えています。

プログラミング教育の目的は「プログラマーを育てること」ではない

ここが最も大事なポイントです。文部科学省の小学校プログラミング教育の手引にも明記されていますが、プログラミング教育の目的は「プログラミング的思考」を育てることです。

「プログラミング的思考」とは、ひとことで言えば「問題を分解して、順番に解決していく考え方」のこと。エンジニアの仕事を12年やってきて思うのですが、プログラミングで一番大事なのは「コードを書くテクニック」ではなく、この「考え方」の部分です。

Scratchで遊んでいるように見えて、実は鍛えられている力

たとえば、Scratchでキャラクターを動かすだけでも、お子さんは無意識に「順序」「条件分岐」「繰り返し」という思考をしています。これはプロのエンジニアが毎日使っている思考パターンとまったく同じです。

ケンタ
ケンタ

Scratchって遊んでるだけじゃないんですか?

ヒデト
ヒデト

気持ちはわかるよ。

でもScratchでブロックを組み立てる時、「ここを先にやって、次にこれをやる」って順番を考えているよね。実はそれ、プロの世界では「アルゴリズム」って呼ばれている考え方なんだよ。


「意味ない」で終わらせるのはもったいない。プログラミング教室の本当のメリット5つ

エンジニアの視点から見て「これは確実に伸びる」と感じるメリットは、次の5つです。

プログラミング教室の本当のメリット5つ
  • アイデアを形にできる
  • 論理的思考力が鍛えられる
  • 問題解決力が身につく
  • 「自分で作った!」という自信が生まれる
  • 将来の選択肢が広がる

1.アイデアを形にできる

1つ目のメリットは、「アイデアを形にできる」ことです。たとえば「鬼ごっこゲームを作りたい!」と思ったら、キャラクターの動きやルールを自分で考えて、実際に画面の中で動かせます。絵を描くだけでは味わえない「自分が作ったものが動く」という体験は、お子さんのものづくりへの興味を一気に広げてくれます。

2.論理的思考力が鍛えられる

2つ目のメリットは、「論理的思考力が鍛えられる」ことです。「どうすれば思い通りに動くか」を考える過程が、まさに論理的思考のトレーニングになっています。ぼくが仕事で最も使っている力もこの「順序立てて考える力」です。これは一朝一夕では身につかないからこそ、小さい頃から鍛える価値があります。

3.問題解決力が身につく

3つ目のメリットは、「問題解決力が身につく」ことです。「なぜ動かないのか」を調べて、原因を見つけて、修正する。このサイクルが問題解決力のトレーニングそのものです。エラーに向き合える力は、算数や理科、日常生活のさまざまな場面で活きます。

アユミ
アユミ

つまり、プログラミングで「エラーを直す力」を身につけると、他の勉強にも活かせるってことですか?

ヒデト
ヒデト

その通りです。たとえば作文で「どう書けば伝わるかな」と構成を考えるのも、同じ「分解→組み立て」の思考だよね。プログラミングで身につけた力は、いろんな場面で活きるんだよ。


4.「自分で作った!」という自信が生まれる

4つ目のメリットは、「自信が生まれる」ことです。自分で作ったゲームやアニメーションが実際に動く体験は、お子さんの自己肯定感を大きく高めます。ぼく自身、大学の研究室で初めてプログラムが動いた時の感動が、今のエンジニア人生の原点です。

5.将来の選択肢が広がる

5つ目のメリットは、「将来の選択肢が広がる」ことです。IT人材不足の時代において、「プログラミングの基礎がわかる人材」の価値は確実に上がります。フリーランスとして仕事をする中で、「エンジニアと会話できる営業」や「プログラミングの基礎がわかるディレクター」は明らかに重宝されています。

ぼく自身、10歳でプログラミングに挫折しました

ぼくは小さい頃からテレビゲームが大好きで、「自分でもゲームを作ってみたい!」という夢がありました。10歳の時にゲームプログラミングの入門書を買ってもらったのですが、開始わずか数ページで手が止まりました。環境構築の段階で、何が書いてあるのかまったくわからなかったんです。

買ったばかりの本を、そっと本棚の奥にしまいました。「プログラミングって、頭のいい人しかできないのかな」。そう思い込んでしまったんです。

転機は大学に入ってからでした。情報工学科で基礎から段階的に学び、研究室でカレンダーシステムの開発に取り組む中で、ようやく「プログラミングってたのしい!」と思えるようになりました。

「10歳の時に、楽しく学べる環境さえあれば、もっと早くこのたのしさに出会えたのに」。だからこそ、自分の子どもたちには同じ挫折をさせたくないと思っています。

ヒデト
ヒデト

プログラミングに特別な才能は要りません。大事なのは「たのしい」と思える環境です。

ぼくの挫折は、やり方が合っていなかっただけでした。


後悔しない!プログラミング教室の選び方3つのポイント

「意味ない」と言われる最大の原因は、教室選びのミスマッチです。後悔しない教室選びのポイントを3つお伝えします。

教室選び3つのポイント
  • お子さんの「たのしい」を最優先にする
  • 無料体験を3つ以上まわる
  • 「段階的にステップアップできるか」を確認する

1.お子さんの「たのしい」を最優先にする

1つ目のポイントは、「お子さんの”たのしい”を最優先にする」ことです。カリキュラムがどれだけ優れていても、お子さんが「たのしくない」と感じたら続きません。大事なのは、お子さんが「たのしい」と思えるかどうかです。

逆に言えば、どうしてもプログラミングに興味を持てない場合は、無理に通わせる必要はありません。合わないお子さんには合わない。ここは正直にお伝えしておきます。

2.無料体験を3つ以上まわる

2つ目のポイントは、「無料体験を3つ以上まわる」ことです。1教室だけでは比較対象がないので判断がむずかしいです。最低3教室の体験に行くことで、「うちの子にはどんな教室が合うのか」が見えてきます。

体験会で見るべきポイント
  • 講師の対応:お子さんのペースに合わせてくれるか
  • 生徒と講師の人数比:少人数制かどうか(目安は講師1人につき生徒3〜4人)
  • お子さんの反応:帰り道に「またやりたい!」と言うかどうか


3.「段階的にステップアップできるか」を確認する

3つ目のポイントは、「段階的にステップアップできるか」を確認することです。Scratchから始めて、テキスト言語やアプリ開発への移行パスがあるかどうかは重要です。段階的にレベルアップできるカリキュラムがある教室を選ぶと、長期的に通い続けられます。

エンジニアのぼくが選ぶ、おすすめプログラミング教室

ここまでの内容を踏まえて、エンジニア×父親であるぼくが「ここなら安心して通わせられる」と感じた教室を紹介します。
どの教室も無料体験を実施しているので、まずは気軽に試してみてください。

LITALICOワンダー

LITALICOワンダーは、お子さん一人ひとりの興味や特性に合わせた個別最適化のカリキュラムが特徴です。対象は年長〜高校生で、通学とオンラインの両方に対応しています。発達特性への配慮もあり、「うちの子に合うか不安」という保護者にもおすすめできます。

Tech Kids School

Tech Kids Schoolは、サイバーエージェントが運営する小学生(小1〜小6)向けプログラミング教室です。渋谷校での通学に加え、オンライン校もあります。Scratchからスタートして、最終的にはSwiftやC#で本格的なアプリ開発まで学べる段階的なカリキュラムが魅力です。

デジタネ

デジタネは、マインクラフトやScratchなど、お子さんがなじみのあるゲームを使って学べるオンライン専門のプログラミング教室です。
対象は小1〜中学生で、月額3,980円〜と他の教室と比べてリーズナブルなのもうれしいポイントです。

まとめ

最後に、この記事のポイントをまとめます。

この記事のポイント
  • 「意味ない」と言われる原因の多くは教室選びのミスマッチ
  • プログラミング教育の目的は「考える力を育てること」
  • Scratchで遊んでいるように見えても論理的思考のトレーニングになっている
  • 教室選びでは「お子さんのたのしい」を最優先に
  • 合わない子には合わない。正しい情報を知った上でご家庭に合った判断を

本記事では、「プログラミング教室は意味ない」と言われる理由と、エンジニアが考える本当のメリット・教室の選び方について紹介しました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上、「「プログラミング教室は意味ない」は本当?エンジニアが教える後悔しない選び方」でした。

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